線状降水帯

2021年9月13日

今年は大雨のニュースで「線状降水帯」という言葉をたくさん耳にしましたね。線状降水帯とは何か、発生したらどう行動すればいいのか、今一度確認しておきましょう。

 線状降水帯を形作るのは、積乱雲です。季節や形によっては「入道雲」「雷雲」などとも呼ばれますね。夕立のような非常に強い雨を降らせる代わりに一つ一つは1時間程度で消滅してしまうという特徴があります。

 この積乱雲が連続して発生し、上空の風の影響で帯のように連なると線状降水帯になるのです。線状降水帯が上空にできると、一つ一つの雲の寿命は短くても次から次へと新しい雲がやってくるので、強い雨が長時間降り続けます。これにより土砂災害や洪水が起こることも珍しくありません。

 気象庁は「顕著な大雨に関する気象情報」として今年の6月17日から、線状降水帯の発生に関する速報を出しています。速報が出た場合は、周囲の人と声を掛け合いながら早めに避難しましょう。また線状降水帯は台風などよりも予測が難しく、速報が出たときにはすでに激しい雨が降っていることも考えられます。浸水などで避難が難しい場合、2階以上かつ崖と反対側の部屋で救助を待ちましょう。大雨に限らず、日頃から災害を想定しておくことが大事です。