ドングリころころ

2021年10月7日

秋分も過ぎ、だいぶ涼しくなってきましたね。公園などでは可愛い“ドングリ”を見かけるようになりました。ところで、皆さんは“ドングリ”の正体が何だか知っていますか?

 ドングリとは、広義にはブナ科の果実の俗称です。つまり、ブナ科クリ属であるクリの実も含みます。また、狭義にはクリ、ブナ、イヌブナ以外のブナ科の果実の俗称です。皆さんが想像するドングリはだいたいこの範疇にあるのではないでしょうか。ドングリ=種子だと思っている人も多くいますがそれは誤りで、本当の種子は果実であるドングリの果肉の中にあります。種子の大部分を占める子葉はデンプン質に富み、動物の食料になります。もちろん、人間が食べることもできますよ。

 昔は大型の草食恐竜がドングリを丸呑みすることによって未消化の種子が運ばれ発芽していましたが、恐竜の絶滅後はリスなどが冬越しのための貯食でドングリを埋め、そのまま忘れられてしまったものが発芽していると考えられています。もしリスが生まれていなければ恐竜とともに絶滅していたかもしれないんですね!